PPCHとは、従来のCO2を原料として用いたPPC(ポリプロピレンカーボネート)の弱点である溶融成形性を改良した樹脂です。
従来のPPCはガラス転移温度が約40℃の非結晶ポリマーであり、溶融成形が困難であるため
PBAT(ポリブチレンアジペート-テレフタレート)など生分解樹脂との樹脂ブレンドでフィルムなどに溶融成形加工されてきました。
今回の改良されたPPCHは剛直な骨格を導入することにより、ガラス転移温度が80℃となり射出成形をはじめとする溶融成形加工が本樹脂単独で可能となりました。
担当:李(素材研究室)
hongguo@highchem.co.jp
ポリマー構造:プロピレンカーボネートとシクロヘキセンカーボネートの共重合体
ガラス転移温度:約80℃ (非結晶性)
MFR:約20(@200℃、5kg)
生産地:中国
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